ジャマイカが男子4×100mリレー制す、ボルトが3冠達成―第15回世界陸上
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【8月30日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は29日、男子4×100メートルリレー決勝が行われ、ジャマイカが37秒36で優勝を飾った。
ウサイン・ボルト(Usain Bolt)はこれで今大会3冠を飾った。
ジャマイカは、ネスタ・カーター(Nesta Carter)、アサファ・パウエル(Asafa Powell)、ニッケル・アシュミード(Nickel Ashmeade)がバトンをつなぎ、アンカーを務めたボルトが猛烈な走りを見せた。
ボルトは、フライングにより失格となった2011年の大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)の100メートルで優勝を逃したが、出場した延べ12種目で世界選手権通算11個目の金メダルを手にしている。
2位には100メートル決勝に進出した蘇炳添(Su Bingtian)を擁する中国が38秒01で入り、3位には38秒13でカナダが続いた。
100メートル銅メダリストのトレイボン・ブロメル(Trayvon Bromell)、銀メダリストのジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)、タイソン・ゲイ(Tyson Gay)、マイク・ロジャーズ(Mike Rodgers)が出場した米国は、当初2着でフィニッシュしたが、第3走者と第4走者のバトンの受け渡しでオーバーゾーンの失格となった。(c)AFP