■拡散する犯行映像、削除追いつかず

 この犯行映像は、ツイッターやフェイスブック、ユーチューブ(YouTube)上で共有された一方、WDBJが放送した映像もネット上で拡散し、ソーシャルメディアが持つ速度と影響力を示す憂慮すべき事例となった。

 フェイスブックやツイッターで導入されている、投稿動画を即座に自動再生する機能は、見たいかどうかを考える間もないまま、ショッキングな映像を一部ユーザーの目に触れさせることになった。

 容疑者が撮影した映像が投稿されたフェイスブック上のページと関連プロフィールは、「自身が関わった犯罪を称賛する」行為の禁止を含む利用規定に違反したとして削除され、ツイッターでも同様の措置が取られた。

 またユーチューブ上では、投稿された複製動画がすぐに削除されたが、「バージニア」といったシンプルな検索ワードでサーチした結果、26日夜の時点で少なくとも1件の複製動画が視聴可能となっている。

「悲しい出来事だとは分かっているが、これが素早く拡散されるように『いいね』を押してほしい」。複製動画の一つをユーチューブ上に投稿したあるユーザーは、動画が削除される前、画面下のコメント欄でこう発言していた。

 また、WDBJが放送した映像もネット上で共有されていることから、犯人が撮影した映像を流すのは許されないのに、生々しいニュース映像をネット上で流すことは許されるべきなのか、という議論も持ち上がっている。(c)AFP/Glenn CHAPMAN