【8月28日 AFP】第33回世界柔道選手権(World Judo Championships 2015)は27日、カザフスタンのアスタナ(Astana)で男子81キロ級が行われ、永瀬貴規(Takanori Nagase)が金メダルを獲得した。

 2013年のユニバーシアード(2013 Summer Universiade)覇者の永瀬は、決勝で2013年に行われた第31回柔道選手権(World Judo Championships 2013)金メダリストのロイク・ピエトリ(Loic Pietri、フランス)から抑え込みで一本を奪い、番狂わせを演じた。

 第32回世界柔道選手権(World Judo Championships 2014)の3位決定戦でピエトリに敗れていた永瀬にとっては、痛快なリベンジとなった。

 日本勢はこれで、今大会8階級4階級で金メダルを獲得している。

 銅メダルには昨年優勝を飾ったアブタンディル・チリキシビリ(Avtandil Tchrikishvili、ジョージア)を下したビクトル・ペナルベル(Victor Penalber、ブラジル)と、アントワーヌ・バロワ・フォルティエ(Antoine Valois-Fortier、カナダ)が輝いた。(c)AFP