【8月26日 AFP】国際陸上競技連盟(IAAF)は26日、第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)で、ケニアの選手2人から競技前の薬物検査で違反が発覚し、暫定的に出場停止処分を科したことを明らかにした。 

 IAAFは声明で、ケニアのコキ・マヌンガ(Koki Manunga)とジョイス・ザカリー(Joyce Zakary)の両選手は、「8月20日と21日にそれぞれから採取されたサンプルが陽性反応を示したため、暫定的な出場停止処分を受け入れた」と発表している。

 IAAFによると、ケニアの両選手は競技前の抜き打ち検査の対象となり、滞在先のホテルで検査を受けたと明かしている。

 ザカリーは24日に行われた女子400メートル予選で国内記録となる50秒71を記録し、予選を突破していたが、25日の準決勝には出場しなかった。

 一方、マヌンガは23日の女子400メートルハードル予選に出場したが、58秒96のタイムで35位に終わり、予選敗退に終わっている。(c)AFP