【8月27日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は26日、第5ステージ(ロタからアルカラ・デ・グアダイラ、167.3キロメートル)が行われ、オリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan、オーストラリア)がステージ優勝を飾り、チーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)が総合首位(マイヨ・ロホ)に立った。

 21歳のユアンは、初出場のブエルタでフィニッシュラインまでのスプリント勝負を制し、キャリア最大の勝利を手にした。

 一方、チームメートのエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)は総合首位の赤いジャージーでスタートしたもの、今ステージ21位に終わり、15位に入ったデュムランにわずか1秒差の総合2位に転落した。

 首位から16秒差の総合3位には、チームスカイ(Team Sky)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)が続いている。

 ユアンは、第106回ミラノ~サンレモ(2015 Milan - San Remo)と第113回パリ~ルーベ(113rd Paris Roubaix)を制したチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のヨーン・デーゲンコルプ(John Degenkolb、ドイツ)と、ツール・ド・フランス(2015 Tour de France)で4度のマイヨ・ヴェール(ポイント賞)を獲得したティンコフ・サクソ(Tinkoff- Saxo)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)というスプリントのスペシャリストを振りきっており、その勝利はより格別なものとなった

 最後の50メートルで、ユアンはチームメートから完璧な援護を受けながらアタックを仕掛け、見事に勝利を飾った。

 グランツール(三大ツール)の一つであるブエルタで初出場を果たしているユアンは、「これまでのキャリアで最高の日だ」と笑顔を見せた。

「最後の坂で、デーゲンコルプやサガンのような世界のトップスプリンターとの勝負を制したことは、自分にとって大きな意味がある。彼らのような素晴らしい選手と競えて光栄だ」

 一方、サガンも善戦してたが、デーゲンコルプを抜き去ったオーストラリアの新星に勝利をさらわれてしまった。

 27日の第6ステージは、コルドバ(Cordoba)からシエラ・デ・カソルラ(Sierra de Cazorla)までの200.3キロメートルで行われ、3級カテゴリーの山頂でゴールを迎える。(c)AFP