【8月26日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は26日、男子やり投げ決勝が行われ、ケニアのジュリアス・イエゴ(Julius Yego)が金メダルに輝いた。

 イエゴは3投目、ヤン・ゼレズニー(Jan Zelezny、チェコ)が92メートル80をマークした2001年大会以降では最長となり、歴代3位の92メートル72を記録した。ゼレズニーは1996年に98メートル48の世界記録を樹立している。

 2位には88メートル99を記録したイハブ・アブデルラーマン・エル・サエド(Ihab Abdelrahman El Sayed)が入り、エジプトに史上初のメダルをもたらした。 

 2007年大会の覇者で、前回のモスクワ大会で銀メダルを獲得しているテロ・ピトカマキ(Tero Pitkamaki、フィンランド)は、87メートル64で3位に入り、銅メダルとなっている。

 一方、前回王者のビテシュラブ・ベゼリー(Vitezslav Vesely、チェコ)は、83メートル13で8位に終わった。(c)AFP