【8月24日 AFP】神奈川県川崎市の日鉄住金鋼管(Nippon Steel & Sumitomo Metal)の川崎製造所で24日、火災が発生した。消防当局によると、高さ2メートルの冷却塔から出火したという。

 川崎製造所は羽田空港(Haneda Airport)から1キロほどの距離にあり、敷地面積は2万800平方メートル。鉄製パイプなどを製造するラインを2本備えている。

 放映されたテレビ映像では、上空へと立ち上る黒煙が捉えられている。報道によれば隣接する花王(Kao)の工場にも延焼しているという。負傷者の情報はない。

 この火災が起きる数時間前の24日未明には、同じ神奈川県の相模原市にある米陸軍の相模総合補給廠(Sagami General Depot)の倉庫で爆発が発生し、およそ6時間にわたり炎上し続けた。けが人はなかったという。(c)AFP