【8月23日 AFP】アフガニスタン政府当局によると、同国首都カブール(Kabul)で22日、北大西洋条約機構(NATO)関係者の車列が、自動車を使った自爆攻撃を受け、米国の民間請負業者3人を含む少なくとも12人が死亡した。

 保健省の報道官は、自爆攻撃により12人が死亡、66人が負傷したとツイッター(Twitter)で述べた。

 カブールでは、今月に入ってから大規模な自爆攻撃が続いており、治安が悪化している。今回の爆発が起きたのは市民病院の外で、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)は犯行への関与を否定しているという。

 NATOは声明で、「カブールにおけるNATO車列を狙った自爆攻撃により、NATOの米国人民間請負業者1人が死亡し、攻撃で負傷した他の2人の米国人もその後、死亡した」と発表した。

 多くの市民が犠牲となった攻撃については通常、関連性を否定しているタリバンの広報担当者は、自爆攻撃は同組織によるものではないと主張している。(c)AFP/Usman SHARIFI