【8月21日 AFP】米国のプロボクサー、ロイ・ジョーンズJr(Roy Jones Jr)が20日、正式にロシア市民権を申請した。ジョーンズは前日の19日、昨年ロシアに一方的に編入されたクリミア(Crimea)半島でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と面会している。

 ロシアはこれまでも西側諸国の有名人に市民権を与えており、2013年には仏政府の高率課税に反発した仏俳優ジェラール・ドパルデュー(Gerard Depardieu)氏に対して同国のパスポートを発給している。

 ジョーンズは、ロシアの国営タス通信(TASS)が翻訳した記事の中で、「この国で自分の人気が高いことを実感している。米国でいえばマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)並みだ」とコメントした。

「ロシア人の態度には愛を感じずにはいられない。それが、この国の人々と一緒にいたい理由だ」

 4階級制覇を果たし、その後はミュージシャンや俳優としても活動している46歳のジョーンズは、23日に同地でボクシング番組にゲストとして登場する予定となっている

 ジョーンズと一緒に活動しているロシアのボクシング・プロモーターによれば、同選手は米国市民権を放棄するつもりはないという。

 19日にジョーンズと紅茶を楽しんだプーチン大統領は、同選手が人生の「重要な一部」をロシアでの活動にささげるならば、喜んでロシア市民権を与えると述べている。(c)AFP