渦中のキリオスがワウリンカに反論、「公私にわたって謝罪した」
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【8月21日 AFP】男子テニスのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は20日、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)へのおぞましい問題発言できちんとした謝罪をしていないとの批判に反論した。
ワウリンカは19日、恋人とされる女子テニスのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)を下品な言葉で中傷した件で、キリオスが正式に謝罪していないと不満を示していた。
米シンシナティ(Cincinnati)で行われているウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2015)に出場しているワウリンカは報道陣に対して、「本当の意味で謝罪していない。するべきだ。それがすべてだよ。簡単なことだ」とコメントしていた。
キリオスは先週行われたロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)の試合中、対戦相手のワウリンカに向かってヴェキッチがタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)と浮気をしていると挑発した。
しかしながら、この問題発言でATPから罰金を科されたキリオスは、暴言を吐いたことに対する謝罪は公私共に行ったと反論している。
キリオスはこの日、自身のフェイスブック(Facebook)に声明を出し、「シンシナティでこれ以上試合から注目を奪うつもりはないが、僕が自分の発言について謝罪しなかったと報道されている記事を読んだ。それは間違いだ」と主張した。
「先週の試合が終わった直後に、僕は公私にわたって謝罪した」
「非難合戦をするつもりはない。発言については僕に全責任があり、このことでは厳しい人生経験を学んでいる」
(c)AFP