【8月20日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)が、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を出し抜き、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)からペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)を獲得する見通しとなった。19日、英国メディアが報じた。

 英国放送協会(BBC)の報道によると、チェルシーは2100万ポンド(約40億円)の移籍金で現欧州王者のバルセロナと合意に至ったという。28歳のペドロは、移籍の詳細を詰めるため英ロンドン(London)に向かったとみられている。

 契約がまとまれば、一夏続いたペドロを取り巻く移籍の話題に終止符が打たれることになる。同選手はマンチェスター・シティ(Manchester City)への移籍もうわさされていたが、ユナイテッドが獲得候補の一番手と目されていた。

 ペドロは11日に行われたUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2015)のセビージャFC(Sevilla FC)戦で、優勝を決める決勝点を決めている。

 しかしながら、ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督がリオネル・メッシ(Lionel Messi)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のスター3選手を重用するため、チーム内の序列が下がったペドロは出場機会が減っていた。(c)AFP