【8月19日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)の繁華街で爆弾が爆発し20人が死亡した事件で、現場となったヒンズー教の祠(ほこら)「エラワン廟(びょう)」(Erawan Shrine)が19日午前、再開し、十数人の僧侶が訪れて祈りをささげた。

 同廟には観光客を含む参拝者らも訪れ、ひざまずいて祈りをささげたり、線香をあげたりする姿が見られた。僧侶の一人によると、事件で犠牲となったマレーシア人の遺族は、亡くなった家族を象徴する衣服を現場に供えたという。

 現場周辺では、17日に起きた爆発からの復旧作業がほぼ完了しており、当時の惨状を示すものはねじまがった鉄製の柵のみとなっている。(c)AFP/Jerome TAYLOR