【8月19日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)の元選手シャキール・オニール(Shaquille O’Neal)氏が18日、論争となっているマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏とレブロン・ジェームズ(LeBron James)の1対1は、全盛期のジョーダン氏が勝つとの見解を示した。

 その一方でオニール氏は、「ドクターJ」で知られるジュリアス・アービング(Julius Erving)氏こそが最強だとコメントした。 

 もし全盛期に対戦した場合、どちらが勝つかという話題で、ジョーダン氏は自身の勝利は「疑いようがない」とすると、ジェームズは「誰であっても負けない」と反論し、オフシーズンの話題をさらっている。 

 現役時代に両者と対戦した経験を持つ43歳のオニール氏は、エナジードリンクのプロモーションで滞在中の香港(Hong Kong)で、2人が対戦すればどちらが勝つかと問われ、「マイク(ジョーダン氏)だ」と即答した。

 ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に所属した2000年から2002年にかけて3連覇を達成し、マイアミ・ヒート(Miami Heat)時代の2006年には自身4度目のファイナル制覇を果たしたオニール氏は、「若き日のジョーダン氏を支持しないわけにはいかない」と語っている。 

「興味深い試合になるだろう。若き日のレブロンはマジック・ジョンソン(Magic Johnson)に近い選手だった。だから彼は、ジョーダンの能力を備えたマジックみたいなものだ。パスや試合の組み立てを好んだ」 

「だけどマイクはマイクだ。彼は本当に特別な存在で、誰とも似ていない。彼は常に誰にもまねできないことをやってのけた。誰とも比べられない。だから彼は特別であり、勝つのは彼だと思う」