【8月13日 AFP】(写真追加)中国北部・天津(Tianjin)の工業地帯で12日深夜に起きた大規模爆発で、国営新華社(Xinhua)通信は13日、死者数が44人に増えたと報じた。

 新華社は救助当局からの情報として、死者には消防隊員12人が含まれていると伝えている。また、520人が病院に搬送され、うち66人が重傷という。

 同国のソーシャルネットワーク「微博(Weibo)」に投稿された映像によると、爆発は少なくとも2回発生した。中国地震ネットワークセンター(China Earthquake Networks Centre)は微博の公式アカウントに、1回目の爆発の威力はTNT火薬3トン相当、2回目の爆発は同21トン相当だったと投稿している。

 現地のAFP記者によると、爆発現場から3キロメートル離れた場所にもガラスが散乱している。(c)AFP