【8月12日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は11日、ロシア・プレミアリーグのディナモ・モスクワ(Dynamo Moscow)からフランス代表のマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)を獲得したと発表した。

 現在30歳のヴァルブエナは、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)から700万ユーロ(約10億円)でディナモ・モスクワに移籍し、3年契約を結んでいたが、わずか1年で母国のリーグへ復帰することとなった。

 今回の移籍金は500万ユーロ(約7億円)で、7連覇を達成した2008年を最後にリーグ優勝から遠ざかっているリヨンとの契約期間は3年となっている。

 ヴァルブエナは11日の午前中にリヨン(Lyon)市内でメディカルチェックを終えたあと、正式に加入が発表された。

 ヴァルブエナは、「ディナモ・モスクワ移籍について、後悔していることは一つもない。1シーズン目はすべて順調だった。だけど2年目に入り、チームの進む道と僕の求めるものが一致しなくなった」と語った。

 ディナモ・モスクワは、欧州サッカー連盟(UEFA)のファイナンシャルフェアプレー(FFP)規定に抵触したため、今季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2015-16)の出場資格をはく奪されている。

「レベルの高さはわかっているし、昨季のリヨンはとてもいいシーズンを過ごして、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)の出場権も獲得した。そのどれもが、加入の決め手になった」

 3部のリブルン・サン・スーラン(Libourne Saint-Seurin)でプロ生活を始めたヴァルブエナは、2006年にマルセイユに移籍し、そこで8シーズンを過ごした。

 ヴァルブエナは2010年にマルセイユでリーグ優勝を経験しており、その年にフランス代表デビューも飾って以降、代表戦48試合に出場して7得点を挙げている。

 2016年には自国開催の欧州選手権(UEFA Euro 2016)が控えており、ヴァルブエナも本大会の出場メンバー入りを目指している。

 年俸については明かされていないが、ディナモ・モスクワでもらっていた600万ユーロよりはかなり少ないとみられている。

 身長167センチメートルと小柄なことから、「プティ・ヴェロ(小さな自転車)」の愛称を持つヴァルブエナは、クラウディオ・ボーヴュ (Claudio Beauvue)、ジェレミー・モレル(Jeremy Morel)、ラファエウ・ダ・シウバ(Rafael da Silva)に続き、今夏にリヨンが獲得した4人目の新戦力となる。(c)AFP