米環境保護局の職員が有毒廃水を流出、川がオレンジ色に
このニュースをシェア
【8月11日 AFP】米コロラド(Colorado)州で、環境保護局(Environmental Protection Agency、EPA)の職員が、廃鉱になった金鉱の有毒廃水、約300万ガロン(約1100万リットル)を誤って川に流出させる事故が起き、川がオレンジ色に染まっている。
有毒排水が流出したのは5日。EPAの職員らが、金鉱の水を排水しようとしたところ、誤って有毒廃水をアニマス川(Animas River)の支流に流してしまったという。
現地紙デンバー・ポスト(Denver Post)は、有毒廃水には高濃度のヒ素や金属物質などが含まれていると報じているが、川に流出した廃水が人や水中の動植物に健康上のリスクを与えるかどうかは不明だとしている。(c)AFP