【8月10日 AFP】(写真追加)韓国国防省は10日、北朝鮮が埋設した地雷により哨戒中の韓国軍兵士2人が重傷を負ったと発表し、北朝鮮に対し「厳しい代価」を支払うことになると警告した。

 国防省によると、南北軍事境界線に沿って設けられている非武装地帯(DMZ)の韓国側で今月4日、3つの地雷が爆発し、哨戒部隊を直撃。兵士のうち1人は両脚を切断、もう1人は片脚を切断する重傷を負った。

 キム・ミンソク(Kim Min-Seok)国防省報道官は記者団に「北朝鮮が埋設したものだと確信している。軍事境界線をすり抜けてきたわれわれの敵が、殺意をもって埋めたものだ」と説明した。また、韓国軍合同参謀本部は、韓国軍が北朝鮮に「自らの挑発にふさわしい、厳しい代価を支払わせる」との声明を発表した。(c)AFP