【8月7日 AFP】第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)は6日、ロシアのカザニ(Kazan)で競泳女子50メートル背泳ぎ決勝が行われ、中国の傅園慧(Fu Yuanhui、フ・エンケイ)が27秒11で金メダルを獲得した。

 スペイン・バルセロナ(Barcelona)で開催された2013年大会で、銀メダルに終わったことが刺激になっていたという傅は、ブラジルのエティエネ・メデイロス(Etiene Medeiros)を0秒15差の銀メダル、同胞の劉湘(Liu Xiang、リュウ・ショウ)を0秒47差の銅メダルに抑えた。

 4日に行われた100メートル背泳ぎで優勝したオーストラリアのエミリー・シーボーン(Emily Seebohm)は4位に終わっている。

 19歳の傅は、バルセロナ大会の同種目で同胞の趙菁(Zhao Jing)にわずか0秒10差で敗れており、同じことは二度と繰り返さないと誓っていた。

「この勝利のために、すべてを注いできました」

「世界選手権でたくさんのことを学び、世界中の誰よりも厳しい練習を積んでいます。それは一番になるためです」

(c)AFP