【8月5日 AFP】セーリングなどの会場の水質汚染が問題になっているリオデジャネイロ五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は4日、水質は本大会までには改善されるとの見解を示した。

 リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で、ちょうど1年後に迫った世界最大のスポーツの祭典のカウントダウン行事に出席したバッハ会長は、「重要なのは、選手たちのために、競技会場のコンディションを整えることだ」と語っている。

 そして、五輪のリハーサルも兼ね、コパカバーナビーチ(Copacabana Beach)で先日開催されたトライアスロンの大会を引き合いに出し、「すべては正しい方向へ向かっている」と述べた。

 ところが環境活動家は、セーリングとウインドサーフィンが実施されるグアナバラ湾(Guanabara Bay)の汚染は、コパカバーナビーチよりもはるかに深刻だと指摘している。

 グアナバラ湾には、リオの都市部で出た生ごみが大量に流れ込んでおり、現在は無数のごみが漂っている。

 関係者によれば、本大会までに汚染の80パーセントを浄化するという当初の目標は、達成が難しいという。

 バッハ会長は、「つぶさにモニタリングを続けなくてはならない。今から1年後、素晴らしい大会が開催されると私は考えている」と語った。

 バッハ会長は、準備は順調に進んでいるとの考えを示しており、「特に心配はしていない。組織委員会と政府の各省庁を心から信頼しているし、力強い準備を続けてくれるはずだ」と述べた。

「明日から1年後、われわれは夢のような開会式とホスピタリティーに圧倒されるだろう」

(c)AFP