【8月5日 AFP】NBAのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に所属するコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が8日、来季が現役最後のシーズンになることは「もちろん」あり得ると話し、輝かしいキャリアの幕を下ろす可能性があることを示唆した。

 36歳のブライアントはここ数シーズン、度重なるけがで思うようなプレーができていないが、Yahoo!スポーツ(Yahoo! Sports)に対し、体の状態は良く、新シーズンに向けた準備もできていると語った。

 そして引退については、可能性は十分にあるものの、まだ決断はしていないと話しており、その理由について、バスケットを楽しめている限りはプレーを続けたいと説明した。

 ブライアントは、「まだ決まったことは何一つない。それは以前から話している通りだ」とコメントしている。

「これが最後になる可能性はあるか?もちろんだ。決断は難しい。このようなタイプの決断は本当に難しい。話をした選手たちはこう言っていた。『コービー、そのときが来れば自分でわかるよ』と」

 このところは負傷続きのブライアントだが、「(肉体的に)どこまでできるかについての不安はない。体にも足にも力がみなぎっているし、極めて状態はいい」と話しており、過酷なNBAのシーズンに向けて体調は万全だと強調している。

 そして、来季以降の去就についてはシーズン終了までに決断したいとの考えを示し、「自分ではすごくシンプルに考えている。プレーと一連の過程をこなすことを楽しめているかどうか。とはいえ、シーズン終了後には決めなくてはならないと思っている」と語った。

 レイカーズのッチ・カプチャック(Mitch Kupchak)ゼネラルマネジャー(GM)は5月、ブライアントがすでに、来季限りでの引退をにおわせる発言をしていると明かしていた。

 カプチャックGMは、「これっきりだと私にほのめかしている。次は契約の最終年だ。延長に関する話し合いは一度もない。これからもないと思う」と語っている。

 ここまでレイカーズ一筋で過ごしてきたブライアントは、オールスターゲーム出場17回、レギュラーシーズン得点王2回、米国代表で2度の五輪金メダル獲得などの実績を残しているが、度重なるけがの影響で、近年は安定したパフォーマンスをみせられずにいる。

 レイカーズも昨シーズンは、創設以来わずか7度しかない、プレーオフ進出失敗の憂き目に遭っている。

 2013年4月にアキレス腱断裂の重症を負い、シーズン絶望となったブライアントだが、その年のうちに総額4850万ドルでレイカーズとの契約を2年延長していた。

 来季終了までレイカーズに在籍すれば、ブライアントはNBA史上初めてとなる、一つの球団で20シーズンをまっとうした選手になる。(c)AFP