【8月4日 AFP】第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)は3日、ロシアのカザニ(Kazan)で競泳女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、カティンカ・ホッスー(Katinka Hosszu、ハンガリー)が2分6秒12で世界新記録を樹立し、同種目の連覇を達成した。

 26歳のホッスーは、現在は使用が禁止されているネオプレン(neoprene)素材の水着が流行していた2009年大会で、アリアナ・ クーカーズ(Ariana Kukors、米国)が打ち立てた同種目の世界記録2分6秒15をわずか0秒03差で上回った。

 ホッスーと2秒33差の2位に入った渡部香生子(Kanako Watanabe)が銀メダル、2秒65差の3位となったショバーン・マリー・オコナー(Siobhan Marie O'Connor、英国)が銅メダルを獲得している。

 一方、五輪の同種目と400メートル個人メドレーで金メダルに輝いた中国の葉詩文(Shiwen Ye、ヨウ・シブン)は、ホッスーに7秒89差の8位に終わり、2012年のロンドン五輪でみせたかつての輝きを取り戻すことはできなかった。(c)AFP