【7月31日 AFP】元全米オープン(The US Open Tennis Championships)男子シングルス覇者のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が30日、両手首合わせて4度目の手術を経た今、ツアー復帰の時期は不透明だと話した。

 26歳のデルポトロは、今シーズンわずか2大会の出場にとどまっており、昨年プレーできたのも4大会だったことから、世界ランク570位まで後退している。

 先週、フランコ・ダビン(Franco Davin)コーチとの師弟関係解消を明かしたデルポトロは、自身のフェイスブック(Facebook)上に「何をしたら良いか分からないキャリア最悪の時期は過ぎ去った」と投稿した。

「自分のやりたいことができない不快感や、テレビでテニスを見なければならないつらさについてはすでに話したよね。今日はまた別の話。今週始まった新たなステージに、非常に期待している」

「今日の僕は、今まで以上に復帰への強い意欲がある。もう不信感や疑問符はいらない。今日から僕の新しいキャリアが始まる」

 2009年の全米オープン覇者は、「今週からリハビリと軽い練習を始めた。ゼロからのスタートにあたり、体重を維持するためにダイエットにも取り組んでいる」と明かした。

「どれくらいかかるか分からないし、どのレベルでプレーできるかも不明だが、またツアーでみんなに会いたい」

(c)AFP