【7月29日 AFP】7か国で7000人以上を対象にしたスマートフォンに関する習慣の調査結果が28日、中国のパソコン大手、聯想(レノボ、Lenovo)が昨年に買収したモトローラ(Motorola)により発表された。世界中でユーザーは、スマートフォン(多機能携帯電話)と一緒に寝て、スマートフォンをシャワーに持ち込み、火事が起きたら飼い猫より先にスマートフォンを救出することが明らかになった。

 調査では対象者の60%が、スマートフォンを持ったまま就寝すると答え、中でも最も高かったのはインドの74%と中国の70%だった。またスマートフォンをトイレに持ち込むと答えたのは57%で、中国とブラジルで最多だった。

 スマートフォンユーザーの6人に1人が、シャワー中にスマートフォンを使用すると答え、半数以上の54%は、火事が起きたら飼い猫を救出する前にまずスマートフォンを取ろうとすると答えた。

 だがスマートフォンとユーザーの関係は完璧というわけではない。スマートフォンを持っていて「幸せだ」と答えたのはわずか39%。都合の悪い時にスマートフォンに邪魔され、嫌な思いをさせられたと感じているのは79%だった。

 この調査は、民間の世論調査会社カシコーン・リサーチ・センター(Kasikorn Research CenterKRC)が、米国、英国、ブラジル、中国、スペイン、メキシコ、インドの7か国でスマートフォン所有者7112人を対象にインターネットで実施した。(c)AFP