【7月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグのストーク・シティ(Stoke City)は27日、昨季までスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に在籍し、現在はフリーのイブラヒム・アフェレイ(Ibrahim Afellay)を獲得したと発表した。

 ストークと2年契約を結んだアフェレイは、チームが現在プレシーズンツアーを行っているフランスで、マーク・ヒューズ(Mark Hughes)監督、そして新しいチームメートと合流することになる。

 オランダ代表として通算50キャップを記録している29歳のアフェレイは、昨季終了後にバルセロナとの契約が切れ、他クラブへの移籍が可能になっていた。

 オランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)で中心選手として活躍したアフェレイは、ストークで同じオランダ出身のエリック・ピータース(Erik Pieters)とマルコ・ファン・ヒンケル(Marco van Ginkel)、元FCバルセロナ時代の同僚ボージャン・クルキッチ(Bojan Krkic)、マルク・ムニエサ(Marc Muniesa)、モハ・エル・オウリアチ(Moha El Ouriachi)とチームメートになる。

 ストークのトニー・スコールズ(Tony Scholes)最高経営責任者(CEO)は、クラブの公式ウェブサイトで、「イブラヒムが複数のクラブから関心を示されていたことは周知の事実だ。そのなかでも、彼がわれわれのチームを選んでくれたことをうれしく思う」とコメントした。

「彼はプレミアリーグでプレーできることについて興奮していた。それにわがクラブには、すでに彼の元チームメートが多数在籍しており、新しい環境に慣れるための手助けになるだろう」

 FCバルセロナ所属時代のアフェレイには故障がつきまとい、スペイン1部リーグでは合計21試合にしか出場できず、ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)やギリシャ1部リーグのオリンピアコス(Olympiacos)への期限付き移籍も経験した。

 ストークはこれまでにフィリップ・ヴォルスハイト(Philipp Wollscheid)、ヤコブ・ハウゴーア(Jakob Haugaard)、ホセル(Joselu)、ファン・ヒンケル、グレン・ジョンソン(Glen Johnson)、シェイ・ギブン(Shay Given)、そしてモハを獲得しており、アフェレイは今夏の移籍市場でチームが獲得した8人目の新戦力となる。(c)AFP