【7月24日 AFP】米国で拳銃付きの無人機「ドローン」の発砲動画がインターネットに投稿された問題で、コネティカット(Connecticut)州クリントン(Clinton)の警察は23日、このドローンを製作した男子大学生(18)を逮捕したと発表した。大学生は2万ドル(約250万円)を払って保釈された。

 クリントン出身で機械工学を学ぶ大学生のオースティン・ハウアウト(Austin Haughwout)容疑者は今月10日、コネティカット州郊外で自ら製作した拳銃付きのマルチコプター式ドローンが飛行しながら発砲する映像を「空飛ぶ銃(Flying Gun)」と題してユーチューブ(YouTube)に投稿。再生回数は280万回に達した。

 米連邦航空局(Federal Aviation AdministrationFAA)は21日、このドローンが連邦航空規則(Federal Aviation Regulations)などに違反していないかどうか調査を行っていると発表した。

 だがハウアウト容疑者に出ていた逮捕状は、ドローンの発砲動画とは直接の関係はない別件で警官の指示に従わず公務執行を妨害したことについてのものだった。ハウアウト容疑者は22日夜、逮捕状を執行しようとした警官2人を「何度も」殴ったり蹴ったりし、暴行2件と公務執行妨害1件の容疑で逮捕され、23日に出廷して2万ドルの保釈金を支払い保釈された。

 米連邦航空局は航空機で混雑する米都市上空における民間ドローンの飛行規制を9月に設けるとしていたが間に合わない公算が大きく、業界関係者らはUAV(無人航空機)開発において米国が他国に遅れをとるのではないかと懸念している。(c)AFP/Jennie MATTHEW