【7月23日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup 2015)は22日、準決勝が行われ、メキシコが延長戦の末に2-1でパナマを下し、決勝に進出した。

 メキシコは主将のアンドレス・グアルダード(Andres Guardado)がPKから2得点を挙げ、10人になったパナマを退けた。

 パナマは前半25分、ルイス・テハダがラフプレーでマーク・ガイガー(Mark Geiger)主審からレッドカードを受け1人少なくなったものの、後半12分に主将のロマン・トーレス(Roman Torres)が先制点を決め、劇的な勝利まであと一歩に迫った。

 しかし、後半44分にトーレスがメキシコの選手と交錯した後、ペナルティーエリア内でボールに倒れ込んでこれがハンドのファウルとなり、メキシコにPKが与えられた。

 この結果、パナマの選手が判定に抗議して両チームの選手が入り乱れ、主審をサイドライン際まで追いかけた。選手たちがぶつかり合う事態に発展すると、スタンドからは食べ物やごみが投げ込まれた。何とか落ち着きは取り戻されたものの、その後も混乱した状況は続き、グアルダードがこの日最初のPKを蹴り込んだのはロスタイムを10分を迎えた頃だった。

 準々決勝のコスタリカ戦でもグアルダードの疑惑のPKで延長の末に勝利していたメキシコは、再び主将の一撃で試合を延長戦に持ち込んだ。

 すると、延長前半終盤にメキシコはハビエル・オロスコ(Javier Orozco)がアロルド・カミングス(Harold Cummings)のファウルを受けてPKを獲得すると、これをグアルダードが左足で蹴り込み勝ち越しを決めた。

 試合終了後にはパナマの2選手がピッチ内でガイガー主審を追いかけたが、チームメートに制止された。審判はその後、警官や警備員に囲まれながらピッチを後にしている。

 勝ったメキシコは、フィラデルフィア(Philadelphia)で26日に行われる決勝でジャマイカと対戦し、大会最多7度目となる優勝を目指す。(c)AFP