【7月19日 AFP】サッカーアルゼンチン代表で、世界最優秀選手に4度輝いているリオネル・メッシ(Lionel Messi)が18日、2017年にアフリカネーションズカップ(The Africa Cup of Nations)が行われるガボンを訪れ、スタジアムの起工式に参加した。

 昨季はスペイン1部リーグ、スペイン国王杯(Copa del Rey)、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の3冠を達成するなど、FCバルセロナ(FC Barcelona)でスター選手として活躍するメッシの手で、ポールジャンティ(Port-Gentil)のスタジアムはこの日、正式に建設が始まった。

 起工式は、スタジアムの建設予定地である広い砂地で行われた。これがガボン初訪問となるメッシは、アルゼンチン代表のユニホームを着たファンのサインに応じたあと、前に進み出て、アリ・ボンゴ・オンディンバ(Ali Bongo Ondimba)大統領とともに1つ目の石を置いた。

 オンディンバ大統領は、「数年前にバルセロナ(Barcelona)へ行ったとき、メッシと会って話をしたら、今度はリーブルビル(Libreville)で会いましょうと言ってくれた」と話した。

「そういう約束をしたんだ。それをこうして果たしてくれたんだから、誠実な男だよ」

 新スタジアムは収容人数2万人で、ネーションズカップに先立つ2016年11月から、試合を開催する予定となっている。ポールジャンティはガボン第2の都市で、同国の石油採掘の中心地。(c)AFP