【7月17日 AFP】フランス軍を標的とした攻撃を計画していたとして拘束された容疑者の1人が、シリアにいるイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」のメンバーからフランスを攻撃するよう指示されていたことが分かった。パリ(Paris)検察のフランソワ・モラン(Francois Molins)首席検事が17日、明らかにした。

 モラン検事によると、現在勾留中の容疑者3人のうち最年少の17歳の容疑者が、当局の監視下にあったためにシリアへ出国できないことが分かった後、ISから攻撃の指示を受けたという。

 事件では元海軍兵士を含む4人が15日未明、仏南部の軍事施設への「テロ行為を計画」していた疑いで拘束され、うち最年少だった1人はその後すぐに釈放された。残りの3人は仏軍兵士を誘拐して斬首し、その様子を撮影する計画を立てていたとみられている。モラン検事によると、3人は2015年12月から16年1月の間に攻撃を実行する計画だった。

 また治安情報筋によると、3人はシリア行きを計画していたが、17歳の容疑者の母親が息子の過激派傾向を懸念して当局に通報。同容疑者は、対テロ当局者に聴取され、自分が監視下に置かれていることを認識していた。3人はいずれも、自分たちはISのメンバーだと主張しているという。(c)AFP