【7月16日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件を受けて15日に行われた米国の議会上院で行われた公聴会で、ある議員がFIFAとマフィアを比較するのは「マフィアに対して無礼に近い」と発言した。

 FIFA理事を含む14人が米司法省によって贈収賄の罪で起訴される中、汚職にまみれたFIFAの改革が勢いを増している。

 この日行われた公聴会でリチャード・ブルメンソール(Richard Blumenthal)上院議員は、消費者保護と製品安全性などの小委員会で、「今現在まで明らかになっている事実は、マフィアのような犯罪組織がこのスポーツを取り仕切っていたということだ」と発言した。

「マフィアに対して無礼に近いので、こういった表現を使うことはためらわれてしまう。マフィアはその汚職の中で、わざとらしかったり、あからさまであったり、高慢であったりすることは決してなかった」

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