精巣がん発覚のバッソ、手術は無事成功
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【7月16日 AFP】自転車ロードレースのティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)に所属するイヴァン・バッソ(Ivan Basso、イタリア)は15日、精巣がんの手術が無事に成功したことを明かした。
ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)総合優勝2回の実績を誇るバッソは、13日にがんと診断され、現在開催中のツール・ド・フランス(2015 Tour de France)を去ることになった。
しかし、バッソは伊ミラノ(Milan)の病院で手術を終えたこの日、自身のツイッター(Twitter)に、「トゥット・ベーネ!(すべて順調だ)」と投稿し、担当医とチームにも感謝の意を表した。
バッソは、今年のツールで通算3度目の総合優勝を目指すアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)のサポート役を担っていた。
同日に行われた第11ステージ(ポーからコトレ - ヴァレー・ド・サン・サヴァン、188キロメートル)では、チームメートのラファル・マイカ(Rafal Majka、ポーランド)が優勝を飾った。
マイカはチームを離れたバッソに加え、この日のレース序盤に落車して棄権することになったチームメートのダニエーレ・ベンナーティ(Daniele Bennati、イタリア)に対しても勝利をささげていた。(c)AFP