【7月15日 AFP】太陽エネルギーのみでの世界一周飛行に挑戦中の次世代ソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2(Solar Impulse 2Si2)」のプロジェクトチームは15日、同機が現在駐機中の米ハワイ(Hawaii)で修理のため数か月足止めされる見込みとなったと発表した。

 ソーラー・インパルス2プロジェクトの広報部門は声明で「バッテリーの一部のパーツに不可逆な損傷があり、数か月かけた修理が必要になる」と述べた。

 先月末に日本の名古屋を離陸した同機は、ソーラー飛行機による単独飛行としては世界最長記録の118時間の飛行の末、今月3日にハワイに着陸。世界一周飛行の旅程の半分近くを終えていた。(c)AFP