【7月15日 AFP】第86回MLBオールスターゲーム(86th All-Star Game)は14日、オハイオ(Ohio)州シンシナティ(Cincinnati)のグレート・アメリカン・ボール・パーク(Great American Ball Park)で行われ、ア・リーグが6-3でナ・リーグに勝利した。

 ア・リーグは、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)に所属する23歳マイク・トラウト(Mike Trout)のソロ本塁打で先制。昨年の5-3に続く勝利を収めると、今年もワールドシリーズでのホームアドバンテージを得た。

 昨年も二塁打と三塁打を放ち、2打点1得点を挙げてア・リーグの勝利に貢献していたトラウトは、今年も計2得点を挙げ、2年連続で最優秀選手(MVP)に選出される史上初の選手になった。

 ア・リーグは、3年連続の勝利を飾っただけでなく、最近の19年でも15大会で白星を記録しており、通算成績では41勝43敗2分けとなっている。

 トラウトはこの日、6月13日から本塁打を許していなかったナ・リーグの先発投手ザック・グレインキー(Zack Greinke)からライトスタンドへ先頭打者本塁打を放つと、ア・リーグが1-0のリードを奪う。

 それでも2回、ナ・リーグはポール・ゴールドシュミット(Paul Goldschmidt)が相手の守備ミスで二塁に出ると、バスター・ポージー(Buster Posey)の遊ゴロで三塁に進み、ジョニー・ペラルタ(Jhonny Peralta)の右安打で同点の本塁を踏んだ。