■「ファンの情熱」

 昨季のリーグ戦を宿敵ガラタサライ(Galatasaray)に次ぐ2位で終えたフェネルバフチェは、リーグの覇権奪回と、欧州での地位を確立するため、今夏の戦力補強に大金を投じている。

 今季のフェネルバフチェは、最優先事項を予選3回戦から出場する欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)で存在感を示すことに据えており、これまでにユナイテッドから移籍金600万ユーロ(約8億円)でポルトガル代表のナニ(Luis Cunha aka Nani)、フランス・リーグ1のリール(Lille OSC)からデンマーク代表センターバックのシモン・ケアー(Simon Kjaer)を獲得している。

 フェネルバフチェは移籍市場で活発に動いているが、これは5月にスポーツディレクターに就任し、フェネルバフチェを欧州屈指のクラブにするという使命が課されたジュリアーノ・テッラネオ(Giuliano Terraneo)氏が主導している。

 ファン・ペルシーに対するファンの情熱は、同時に自身が全盛期を過ぎたスター選手ではなく、トップレベルを維持していることを証明する重圧にさらされることを意味している。

 ファン・ペルシーは「プレッシャーには慣れている。ファンの情熱は興奮を与えてくれる。もちろん彼らはレベルの高いパフォーマンスを期待している。私が目撃したのは、ただの始まりに過ぎない」と語った。

 リーグ戦が開幕すれば、ファン・ペルシーはガラタサライに所属するオランダ代表のチームメート、ウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)としのぎを削ることになる。

 スナイデルについて、「彼は良い人だ。そして友人であり、同僚だ。この挑戦を楽しみにしているよ」とコメントしたファン・ペルシーは、昨季限りでフェネルバフチェを退団した元オランダ代表のディルク・カイト(Dirk Kuyt)からも、クラブに対する情熱を受け継いだと語っている。

 ファン・ペルシーはまた、トルコでの「第一歩」として、妻や息子、娘とともにトルコ語を習得したいと語っている。

「できれば来年までにトルコ語で会話したいと思っている」

(c)AFP/Stuart WILLIAMS