【7月9日 AFP】米カリフォルニア(California)州で、ヒスパニック系の人口が白人人口を初めて上回ったことが、最新の国勢調査で明らかになった。

 米国勢調査局が6月に発表した統計によると、2014年7月1日現在でカリフォルニア州に居住するヒスパニック系の人口は1500万人で、非ヒスパニック系白人の1490万人より多かった。

 同州財務局は2013年、ヒスパニック系住民が2060年までに州人口の48%を占め、非ヒスパニック系白人の人口は30%に減少すると予測している。

 一方、今回の国勢調査局の発表では、カリフォルニア州は全米で最もアジア系人口が多く(630万人)、アジア系人口の前年比増加率でも最大だということも分かった。(c)AFP