【7月6日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は5日、8日間の南米歴訪に出発した。12日には、パラグアイの首都アスンシオン(Asuncion)郊外にあるルケ(Luque)のニュ・グアス(Nu Guazu)で野外ミサを行う予定。

 ミサで使われる予定の祭壇の制作も進められている。材料には、トウモロコシの穂軸やカボチャ、ココナツのほか、多くの種子などが用いられているという。祭壇には、同国に福音を説いたイエズス会(Jesuit)とフランチェスコ会(Franciscan)をたたえるために、イグナチオ・デ・ロヨラ(Saint Ignatius of Loyola)とアッシジのフランチェスコ(Saint Francis of Assisi)の肖像も祭壇にかかげられる。

 今回の南米訪問では、貧困層の窮状を取り上げたいと考えだという。(c)AFP