【7月6日 AFP】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)は5日、独ハンブルク(Hamburg)で約100年前に造られた運河沿いの倉庫群と商業地区シュパイヘルシュダッド(Speicherstadt)を世界遺産(World Heritage)に登録することを決定した。

 この歴史的倉庫群は、道路、運河、橋梁で結ばれており、1885年~1927年にかけて建設された。同種のものとしては、世界最大26ヘクタールを誇る赤れんが造りの建築物となる。かつては、コーヒーや香辛料、たばこなど、高価な物品が貯蔵されていた。

 またその向かいに立つ、船首の形の建物チリハウス(Chilehaus)を含む「コントールハウス(Kontorhaus)」商業地区も、世界遺産に登録された。(c)AFP