【7月6日 AFP】2015ツール・ド・フランス(2015 Tour de France)は5日、第2ステージ(ユトレヒトからゼーラント、166キロメートル)が行われ、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のアンドレ・グライペル(Andre Greipel、ドイツ)が優勝した。総合首位のイエロージャージー(マイヨ・ジョーヌ)は、トレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara、スイス)の手に渡っている。

 グライペルは、スプリント勝負でティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)を抑えてステージを制し、3位に入ったカンチェラーラは、4秒のボーナスタイムでBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のローハン・デニス(Rohan Dennis、オーストラリア)から総合首位を奪取した。

 しかし、この日一番のニュースは、スカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)とティンコフ・サクソのアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)が、前回覇者であるアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)と、モビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)に1分以上のタイム差をつけたことだった。

 第97回ジロ・デ・イタリア(2014 Giro d'Italia)の覇者キンタナと、直後のツール・ド・フランス(2014 Tour de France)を制したニバリは、残り50キロ付近で相次いだ落車により先頭集団から引き離され、強風と降雨が先頭と追走集団の差を広げた。

 モビスター・チームとアスタナは懸命に追い上げるが、26選手による先頭集団は、マーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish、英国)を勝たせたいエティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)によって押し上げられた。

 カヴェンディッシュは、ツールで26度目のステージ優勝を目指していたものの、最後はグライペルとサガンのスプリント一騎打ちになり、同タイムの4位に終わった。

 クイックステップのトニー・マルティン(Tony Martin、ドイツ)がステージ9位に終わると、カヴェンディッシュを抑え3位に入ったカンチェラーラは、ボーナスタイムのおかげでマルティンを上回り、マイヨ・ジョーヌを獲得した。

 デニスは、イエロージャージーを保持していたことが大昔のことのように、大きく後退。カンチェラーラは、マルティンに3秒差をつけており、6秒差にはチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)が続いた。サガンは、33秒差の4位となっている。(c)AFP