【7月5日 AFP】5日に行われる女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)決勝の米国戦を翌日に控え、日本の主将宮間あや(Aya Miyama)は国内のなでしこへの愛を再び呼び覚ましたいと語った。

 前回大会(FIFA Women's World Cup 2011)で日本は、母国が壊滅的な地震と津波の被害からの復興に苦しむ中、決勝で米国を退けアジアのチームとして初の世界タイトルを獲得した。

 しかし、それから4年が経過し、女子サッカーへの関心を保つのが難しくなってきていると明かした。

 バンクーバー(Vancouver)のBCプレイス・スタジアム(BC Place Stadium)で行われた会見で宮間は、「前回優勝してから、女子サッカーに関心や興味を持ってもらえるようになったんですが、このW杯前はまた、女子サッカーに対する関心が徐々に薄れてしまったと思います」とコメント。

「その中で、この大会で結果を出すことによって、これから先(女子サッカーを)ブームではなく文化として残せると思っています」

 決勝で対戦する米国のアビー・ワンバック(Abby Wambach)は、ドイツW杯で日本に敗れた2011年7月17日という日付は、心にしっかりと刻まれており、「負けは選択肢にない」とコメントした。そんな中で、宮間もロンドン五輪決勝で米国に敗れた2012年8月9日という日を忘れたことはないと語った。

「私もあの日(ドイツ大会決勝)を忘れてないですし、五輪の決勝の日を忘れたことはないです」

「五輪の金メダルも欲しかった気持ちはあるので、金メダルを手にできなかった悔しさを何年も感じてサッカーをやってきました」

「もう、勝つイメージしかしてないです」

 佐々木則夫(Norio Sasaki)監督率いるなでしこの選手たちは、チーム初戦で骨折し、手術のために日本へ帰国していた安藤梢(Kozue Ando)の存在に鼓舞されている。安藤は決勝戦を前に、チームに再合流している。

 宮間は、「彼女(安藤)がいてこそ一つのチームだと思ってます。彼女が戻ってきて、一緒にW杯をとることが目標です」と語った。

(c)AFP