【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-4、7-6、6-4でミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin、カザフスタン)を下し、厳しい暑さの中で勝利を収めた。

 気温が30度にも達する中、マレーは2時間12分のストレートで試合を制すと、2回戦ではオランダのロビン・ハーセ(Robin Haase)と対戦する。

 28歳のマレーは、ここ数か月間好調を維持しており、クレー開催のBMWオープン(BMW Open 2015)とマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)を制しているほか、直後の全仏オープンテニス(French Open 2015)では4強入り、グラス(芝)コート開催のエイゴン選手権(AEGON Championships 2015)では、歴代最多に並ぶ4度目の大会制覇を果たした。

 前哨戦での好成績を受け、マレーはウィンブルドンを制した2013年よりも、良い状態にあると発言している。

 それでもマレーは、6月としては異常に高い気温の中行われた1回戦で安定しない場面もあり、世界ランク59位の対戦相手をストレートで退けられたことにほっとしていると話した。

「タフな試合だった。第2セットの終わりは、自分を苦しめてしまった」

「まだやらなければならないことはあるけど、相手もよくプレーしていた。僕がやりづらいようなプレーをしてきたから、そこは評価している」

「3セットで終われてうれしい。ものすごく暑かったからね」

(c)AFP/Steven GRIFFITHS