【6月29日 AFP】(一部更新、写真追加)中国が主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行(Asian Infrastructure Investment BankAIIB)」の設立協定署名式が29日、北京(Beijing)の人民大会堂(Great Hall of the People)で開かれ、オーストラリアを皮切りに創設メンバー57か国中50か国の代表が設立協定に署名した。残る7か国は年内に署名する見通し。

 年内の設立・業務開始を目指すAIIBは、資本金1000億ドル(約12兆3000億円)。うち300億ドル(約3兆7000億円)近くを中国が出資し、議決権の25~30%を握る。

 このため、中国が事実上の「拒否権」を持つ構造になると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)は今月、情報源を明らかにせず報じていた。だが、AIIB支持者らは、中国政府による過干渉への懸念は誇張されており、50か国以上の参加により中国の影響力は弱まると主張している。(c)AFP