【6月28日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は27日、会長選に再び立候補することはないとしたものの、同職にはとどまり続けると示唆した。

 スイス紙Walliser Boteのインタビューでブラッター会長は、「私は候補者ではないが、選出された会長だ」と語った。

 会長職から身を引いた際にはどうするのかと問われたブラッター会長は、「現在のところはそれについて考えていない」と応じ、「私の退任の決断は、FIFA、そして私自身を解放するものだ」と付け加えた。

 ブラッター会長は前日の26日に、同国のブリック(Blick)紙でのインタビューで会長職を「辞任したわけではない」と主張し、「私自身のことも、事務所の処遇も、FIFA総会の判断にゆだねる」と発言していた。(c)AFP