【6月27日 AFP】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は26日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、元大会覇者のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の3選手が同じ山に入った。

 前回覇者でトップシードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、「ビッグ4」で唯一違う山に引き当てられた。

 それでもジョコビッチは、全仏オープンテニス(French Open 2015)決勝で対戦し、敗れたばかりのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と準決勝で当たる可能性があり、2回戦では最後のウィンブルドンに臨むレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)と戦うことになるかもしれない。

 シード勢が順当に勝ち上がれば、ジョコビッチは4回戦で南アフリカのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson)と当たり、錦織圭(Kei Nishikori)はマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)決勝の再戦を果たす。また、ワウリンカはダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)と、ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)はグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と8強を争うことになる。

 もう一方の山では、7度の大会制覇を誇るフェデラーがフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)と、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)がジル・シモン(Gilles Simon、フランス)と、2013年大会覇者のマレーがジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)と、そして2度の王者に輝くナダルが同胞のダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と、それぞれ4回戦で顔を合わせることが予想される。