【6月26日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のカルロス・テベス(Carlos Tevez)が、イタリア・セリエA王者のユベントス(Juventus)を離れ、プロデビューを飾った母国のクラブ、ボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)に復帰することが確実になった。25日、ボカの幹部が明かしている。

 テベスの移籍について、両クラブから正式発表はされていないものの、ボカのセサル・マルトゥッチ(Cesar Martucci)氏は、ラジオ局「AM1050」に対し、クラブ間ではすでに合意に達していると語った。

「大変な仕事だったが、とても満足している。われらがスター、カルロス・テベスのブエノスアイレス(Buenos Aires)復帰の話を何とかまとめることができた」

 マルトゥッチ氏は、契約の詳細を明かさなかったものの、7月7日に本拠地ラ・ボンボネーラスタジアム(La Bombonera Stadium)にファンを入れ、復帰発表会を行う予定だとしている。

 ブエノスアイレスの貧しい地区で生まれ育ち、「悪童」の愛称でも知られる現在31歳のテベスは、愛するボカに2001年から2004年まで所属したあと、ブラジルのコリンチャンス(Corinthians)に移籍した。

 その後はイングランドに活躍の場を移し、2006年にはウェストハム(West Ham)に加入。マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーしたあと、2009年にユナイテッドの宿敵マンチェスター・シティ(Manchester City)に4000万ポンドで移籍し、4シーズン在籍した。

 そして2013年にユベントスに入団すると、2014-15シーズンのリーグ戦で得点ランキング2位となる20得点を記録し、チームの4連覇に貢献した。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)では、FCバルセロナ(FC Barcelona)に敗れて優勝こそ逃したものの、チームを決勝まで導いている。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、テベスは「特別なシーズン」を過ごしたとコメントし、残留を諦めるような様子を見せていた。

 報道によれば、ユベントスはスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とも話し合いを持っていたとされており、また英メディアは、プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)もテベスに興味を持っていると報じていた。(c)AFP