【6月26日 AFP】スペイン各紙は25日、レアル・マドリード(Real Madrid)のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が、クラブに退団を申し入れたと報じた。

 原因はフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長に対する不信感で、ラモス獲得にはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が興味を示しているという。

 スペイン各紙が伝えたところによると、ラモスは24日にクラブ幹部と会談し、他クラブからのオファーに耳を傾けるよう求めたという。レアルとラモスの契約は2017年までだが、クラブは現在までに同選手との契約を更新するまでには至っていない。

 レアルで英雄的存在の一人である29歳のラモスは、2013-14シーズンのチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)決勝で起死回生のゴールを決め、クラブを通算10度目となる欧州制覇に導いた。

 しかし5月、とりわけ慕っていたカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督の解任をペレス会長が決めて以来、ラモスとクラブとの関係は張り詰めていることが広く知れ渡っていた。

 そして最近では、要求している年俸の額や、獲得に興味を示しているクラブなど、ラモスについてのうわさが数えきれないほど飛び交っていた。

 ラモスは24日にクラブのトレーニング施設「バルデベバス(Valdebebas)」を車で訪れるところを、テレビカメラに捉えられている。

 ラモスとクラブ幹部の会談はそこで行われたとされており、スポーツ紙「マルカ(Marca)」によれば、話し合いを経て「緊張は和らいだ」ものの、何らかの合意に達するまでには至らなかったとしている。

 ラモスについては、スペインと英国のさまざまなメディアが、ユナイテッド側がすでにオファーを出したと報じているが、これまでのところ、両クラブおよび選手本人が、移籍の可能性について直接に言及したことはない。

 レアル・マドリードは、ユナイテッドの守護神ダビド・デ・ヘア(David de Gea)を狙っていると以前から広く報じられており、ラモスの件は、この移籍にも絡んでいるのではないかとされている。(c)AFP