【6月24日 AFP】ノルウェーのノルディックスキー女王マリット・ビョルゲン(Marit Bjorgen)が、12月に出産を控えているため、今シーズンのW杯には出場しないことを明かした。23日、同国メディアが報じた。

 ノルウェー公共放送局NRKテレビに対し、「今日は小さな爆弾を落とすことになります。12月に母親になるんです」と話したビョルゲンは、五輪で6つの金メダル、世界選手権では14個の金メダルを獲得している。

 母国では「ゴールド・マリット」の愛称で親しまれるビョルゲンは、前回の世界選手権(Nordic World Ski Championships 2013)で女子の種目を席巻し、4つの金メダルを獲得している。

 35歳のビョルゲンは、2017年の世界選手権(Nordic World Ski Championships 2017)までに競技復帰したいと話している。

 ビョルゲンはテレビ局TV2に対し、「復帰を考えています。目標は、(フィンランドの)ラハティ(Lahti)で行われる世界選手権です」とコメントした。(c)AFP