【6月23日 AFP】パキスタン南部シンド(Sindh)州の保健当局は23日、同州で3日間にわたって続いた熱波による死者が500人を超えたと発表した。

 州保健当局によると、死者の大半は同州の湾岸都市カラチ(Karachi)で発生。死者数はさらに増える恐れがあるという。

 カラチ最大の病院に勤める医師はAFPに対し、同病院がこれまで約3000人の患者を受け入れ、うち200人以上が死亡したと話した。また、同国最大の慈善団体「エディー福祉機関(Edhi Welfare Organisation)」の広報担当者によると、同団体が市内に持つ2か所の遺体安置所には400人以上の遺体が運び込まれているという。(c)AFP