アラブ連盟、カタールW杯開催に対する批判は「不愉快」
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【6月22日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)が汚職スキャンダルに揺れているなか、アラブ連盟(Arab League)は21日、2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)に対する批判は、「不愉快なキャンペーン」だと非難した。
アラブ連盟は総会で声明を発表し、アラブ圏で初めて開催されるW杯を「全力でサポートする」と宣言している。
エジプトのカイロ(Cairo)に拠点を置くアラブ連盟は、「イスラム協力機構(OIC)と湾岸協力会議(GCC)が、カタールW杯の招致活動に不正があったとする疑惑を批判したことについて、支持を表明する」とコメントした。
OICは18日、カタールW杯に対する批判は「西洋メディアによる偏ったキャンペーン」と非難していた。そしてGCC加盟国の外相は先日、カタールに対して強い連帯感を示している。
合計1億5000万ドル(約184億円)の贈収賄を行っていたとして、米司法省がFIFAの幹部を起訴したことにより、カタールのW杯招致活動にはさらに厳しい目が向けられることになった。
スイスの司法当局は、広範囲にわたる腐敗の調査の一環として、ロシア大会とカタール大会の招致過程についてもすでに調べ始めている。
そしてFIFAの幹部は今月上旬、投票過程での不正が確認されれば、ロシアとカタールはW杯の開催権を失う可能性があるとの見解を示している。
FIFAの監査・コンプライアンス委員会の委員長を務めるドメニコ・スカラ(Domenico Scala)氏は、ゾンタークス・ツァイトング(SonntagsZeitung)紙に対し、「カタールとロシアが賄賂によって(W杯の)権利を得た証拠が存在すれば、無効になる可能性がある」とコメントしている。
スカラ氏のコメントで、FIFAはカタールがW杯開催権を失う可能性について初めて言及した。しかしながら、スカラ氏はこれまでそのような証拠は発見されていないと付け加えている。(c)AFP
