【6月19日 AFP】チュニジアのタイーブ・バクーシュ(Taieb Baccouche)外相は19日、1週間前にリビアの首都トリポリ(Tripoli)で武装勢力に拉致されたチュニジア領事館職員10人全員が解放されたと発表した。また事件を受けチュニジア政府は、同領事館の閉鎖を決めた。

 チュニジアの当局者やメディアは、職員解放の交換条件の一環として、同国で身柄を拘束されていたリビアの武装勢力の指導者が解放される見込みとなったと伝えているが、バクーシュ外相は武装集団側との取引はなかったと否定している。(c)AFP