■南部の尊厳の象徴か、人種差別のシンボルか

 南部連合旗の評価は、現在も受け継がれる米南部の尊厳と伝統を示す象徴ととらえる支持派と、人種差別と白人至上主義のシンボルだとみる反対派に分かれている。

 南部連合旗に対する支持・不支持の感情は、南北戦争が始まった地であるサウスカロライナ州ではいっそう強い。(南北戦争は1861年4月、チャールストン港のサムター要塞(Fort Sumter)の戦闘で口火を切った。さらにチャールストンは大西洋間奴隷貿易の米国側の中心地で、奴隷になったアフリカ人のうち40%が同市を通過したとされている)

 2014年にコロンビアのステート(State)紙が行った調査によると、議会外に南部連合旗を掲揚し続けるべきと回答した同州の白人住民は4人に3人の割合に達し、逆に同旗を撤去すべきと回答した黒人住民は61%に上った。(c)AFP/Robert MACPHERSON