【6月19日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2015)は18日、準々決勝の組み合わせ抽選が行われ、柏レイソル(Kashiwa Reysol)はルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)を新監督に迎えた広州恒大(Guangzhou Evergrande、中国)と、ガンバ大阪(Gamba Osaka)は全北現代モータース(Jeonbuk Hyundai Motors、韓国)と対戦することが決まった。

 柏が対戦する広州は、中国スーパーリーグ(1部)で首位に立ち、アジア・チャンピオンズリーグでもベスト8入りを果たしながらも、不可解なことにファビオ・カンナバーロ(Fabio Cannavaro)監督との契約をわずか6か月で解除していた。カンナバーロ前監督にとって広州は、初めて率いたクラブとなっている。

 そして新たに招へいされたのが、66歳の前ブラジル代表指揮官だった。スコラーリ監督が国際大会の舞台で指揮を執るのは、ブラジルが準決勝でドイツに1-7の大敗を喫したW杯ブラジル大会(2014 World Cup)以降では初めてとなる。

 東地区のもう1試合は、優勝経験のあるチーム同士の顔合わせとなり、大会5連勝中のガンバが全北現代と対戦する。

 西地区では、前回大会準優勝のアル・ヒラル(Al-Hilal、サウジアラビア)がレフウィヤSC(Lekhwiya SC、カタール)と、大会初出場のナフト・テヘランFC(Naft Tehran FC、イラン)がアル・アハリ(Al-Ahli、UAE)と対戦する。

 アジア・チャンピオンズリーグの準々決勝は、8月下旬に第1戦、9月中旬に第2戦が行われる。東・西地区のチームが決勝で対戦するための措置として、準決勝までは地区ごとに分かれて開催される。

 準々決勝の組み合わせは以下の通り。

アル・ヒラル対レフウィヤSC

ナフト・テヘランFC対アル・アハリ

柏レイソル対広州恒大

全北現代対ガンバ大阪

(c)AFP